株式会社千葉薬品のグループ会社として、ドラッグストアに併設する形で通所事業や訪問介護などの介護事業を展開するヤックスケアサービス。現在は、千葉県と茨城県を拠点に地域密着型の施設やサービスを運営しています。

そんな同社の願いは「地域の高齢者が安心して快適な生活を送るサポートをする」こと。今回の記事では、その想いを実現するためのスタッフ募集・採用フェーズにおいて、今までの採用課題や、既存の採用管理システムから「クラウドハウス採用」に切り替えた後の変化などを、人事採用担当の田所徹也さんに伺いました。

弊社は、地域の高齢者に寄り添ってより快適で安心な暮らしを提供することを目標に掲げている企業です。事業は、デイサービスと呼ばれる通所介護と、ホームヘルパーが伺う訪問介護などをメインに行っています。親会社である千葉薬品のドラッグストアに併設しているのが特徴で、現在は千葉県と茨城県に33施設（2021年10月現在）を展開しています。

ドラッグストアと併設しているため、デイサービスとして利用していただきながら、ご自宅で必要な日用品を揃えたり、併設している調剤薬局に処方箋を出して薬を受け取ることができることも喜ばれています。

介護業界全体で言えることですが、弊社でも人材不足が大きな課題でした。

また、業務内容がシステム化されておらず、アナログ対応が多い傾向も課題として考えています。行政とのやり取りも多くて仕方のない部分もありますが、紙でのやり取りがほとんどなので、作業効率やミス防止の観点からもITシステムの導入は検討していました。私は前職で求人広告の営業担当をしており、転職して今は介護業界に携わる一人として、もっとこの業界で働く人々が快適に仕事ができるように変えていきたいという使命感を抱いているため、採用に限らず、組織体制の変革は必要だと考えていました。

弊社の採用の特徴としては、介護施設と併設しているドラッグストアの店舗に貼った求人広告や、折り込みチラシに載せた求人欄を見て電話応募される方が多い傾向にありました。

私自身の入社は2020年9月で、その当時から採用のツールもいくつか使って求人募集をしていましたが、正直あまり効果が出せていませんでした。使いこなせていないという運用側の問題もあるのですが、その現状を打破したいというタイミングで、「クラウドハウス採用」を導入しました。同じ介護業界でも実績があり、絶対に応募者を増やせる仕組みだと感じたので期待は高かったです。

応募者が急増し、すごい手応えを感じています。採用にかけられる予算は限られているので、余裕を持って有料求人媒体への出稿などに使えない中、「クラウドハウス採用」を導入して自社HP経由で目に見える結果を出すことができて本当に良かったことです。効果を実感できるので、これからも引き続きお願いしたいと考えています。

また、私が採用の仕事に関わる時間も減って、お陰様でとても楽になりました。

採用の費用対効果が高いことや、業務時間が減るなどの生産性の観点からも良いサービスだと感じています。そして何より、サービス導入後もしっかりとサポートしていただける点が魅力です。例えば、採用における戦略や戦術のアドバイス、予算のかけ方などを相談できたり、教えていただけるのはとてもありがたいことです。今1ヶ月に1回のミーティングで、採用の最前線にいる「クラウドハウス採用」の担当者の方から最新のトレンドやindeed対策などを教わっていて、貴重な学びの場になっています。担当者の方は、課題解決のために伴走してくれるような、弊社のパートナーのような存在だと感じています。

今まで他社の採用管理ツールも取り入れてきましたが、サービス導入後も寄り添って頼れる存在であるのは、「クラウドハウス採用」さんだけ。そこに惹かれているからこそ、継続してお願いしたいと思っています。

求職者サイドの画面は情報がわかりやすく整理されており、条件検索もしやすいサイトだと感じます。私が使っている採用管理画面の作りも、とてもシンプルで見やすくとても使い勝手が良いですね。

機能で言うと、CSVファイルでデータを一括で流し込んで管理をすることができるのが、とても助かっています。公開している求人自体はほとんど情報が同じで、勤務地などを変えるだけなのですが、他のWebサービスだと1つひとつ記事を変更していかないといけなかったりするので、一括でExcelの情報を流し込み記事反映できると弊社としての手間がだいぶ解消されました。同じく多店舗で事業展開している会社にはおすすめです。

採用面では、おかげさまで以前の課題だった応募数や採用数はある程度確保できるようになってきました。あとは介護業界であるからこそかもしれませんが、弊社で働きがいを持って長く働いていただけるよう、職場環境の快適化を目指していきたいです。

そこは「クラウドハウス採用」の担当者とも相談しつつ、弊社に合ったITシステムがあれば積極的に取り入れ業務の効率化を図るなど、組織の働き方改革にも通じるところを意識していきます。

また、会社としては「地域の高齢者が安心して快適な生活を送るサポートをする」という想いを軸に、10年後には今の倍以上に施設を増やしていくというビジョンを掲げています。

現在は千葉薬品のドラッグストアが120店舗あるうち、デイサービスが併設しているのは33施設だけです。今後はデイサービスの施設数を増やし、より多くの高齢者の方々をサポートできたら嬉しいですね。