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費用対効果の低い求人手法からの脱却!採用戦略のパートナーとして共に効果アップを目指し、応募数も面接率も採用の質も向上

会社名
株式会社ピースフリーケアグループ
ホームページ
https://peacefree.jp/
採用ページ
https://peacefree.official.career/
従業員
536人(2021年現在)
2010年から関西地区で介護事業・高齢者向け住宅を運営している株式会社ピースフリーケアグループ。スタッフをプロにする教育や給与・待遇の充実をはかり、離職率の低下や、スタッフの質の向上を実現。競争の激しいエリアで、事業も確実に成長している企業です。

今回はそんな同社の採用戦略のパートナーとして「クラウドハウス採用」を有効活用している事例をご紹介します。

『「クラウドハウス採用」は費用対効果がとてもいい上に、信頼して丸投げできる』と語る、人事課の井上様に、サービスの良さや実際の成果などを伺いました。
目的
  • 採用の費用対効果を検証しながら効果を出していく
  • 採用戦略を相談し、信頼して丸投げしたい
効果
  • 採用費用を大幅に抑えても、面接率が向上し人材の質も向上
  • 採用戦略全体をスピード感を持ってサポート。安心して任せられている

プロ意識を持ってもらうために研修や待遇を向上し、離職率が低下

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まずは御社がどんな会社か教えてください。

大阪府と兵庫県にて高齢者住宅・事業所を運営しています。有料老人ホーム「ピースフリー」を16棟、「障がい者デイサービス「生活介護ピースフリー」を1棟、他にもグループ内で訪問看護の事業所や調剤薬局なども展開しており、ここ大阪では利用者からの認知度や同業他社からの注目度も段々と上がってきています。

事業展開は関西が中心なのですね。

私たちのメインエリアである大阪の特徴は、東京など他の地域と比べても施設数が格段に多いことです。2010年に大阪の平野区で1号目となる施設の運営をはじめたので、業界内では後発の若い会社ですが、少しずつ事業拡大を進め地盤を固めてきました。

この地域は利用者の方々も費用やサービスの良さにもこだわる方が多く、弊社は歴史が浅い分、サービスや施設の質を高め、いわゆる“お値段以上”の価値を提供することを意識しています。

質を高める上で、どんな工夫をされているのでしょうか?

スタッフを育て、待遇を上げ、プロとして働いてもらうことです。ただ、人が大事だと謳っている会社はこの業界にはたくさんあるのも事実で、具体的に何をしているのかが大事だと思っています。

弊社はまず給与水準を上げたのと、福利厚生もかなり充実させています。例えば、配偶者手当、こども手当、シングル手当、住宅手当、家賃補助、資格取得支援、婦人科検診の補助、入居施設の社割、成人のお祝いなど、介護業界の中では最大手クラスの福利厚生を用意しています。

どの業界もそうかもしれませんが、人件費を絞るとサービスの質の低下や、スタッフの離職につながってしまいますよね

そうなんです。介護業界はOJTがほぼなく直接現場に配属されるケースも多いのですが、弊社の場合は入職時のオリエンテーションにかなりのボリュームを割いて“ピースフリーマインド”の説明を行った上で、1ヶ月の間は独り立ちせずしっかりマンツーマンでフォローする体制をとっています。

教育にしっかり向き合っているのですね!ところで、ピースフリーマインドとはなんですか?

『全力で仕事し全力で遊ぶ事』 一言で言うとプロ意識です。オンとオフを明確に区別し、オンの時間で全力で働いてオフの時間は仕事の事は考えず全力で休む・遊ぶ。こういった弊社が大事にしていることをオリエンテーションで伝え、1週間後、2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後に必ず面談を行い本人の想いとともにその意識のもと働けているかを確認しています。他にも研修プログラムを充実させたり、人員配置の工夫を行った結果、離職率はかなり低くなりました。

また、人件費以外の予算の徹底的な見直しも並行して実施し、広告宣伝費は4分の1までコストカットを実現したにも関わらず入居率95%と空室数を抑えられています。これも全てスタッフの質やサービスの充実度に利用者の方が満足いただいているからだと思います。

御社の場合、しっかり事業の売上を確保し、無駄な支出をカットした上で、人件費や待遇を上げているのですね!

安心して丸投げできるのは、データを元に採用戦略を実行できるから

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今までの採用における課題があれば教えてください

組織内に人事部門はあったのですが、採用を戦略的にできていたかと問われると、正直できていませんでした。例えば、データで検証していなかったので、スタッフに欠員が出れば月の予算をこれくらい使うという毎回決まりきった形で対応しており、それも求人の広告代理店に任せっきりで費用対効果がブラックボックスになっていました。

私自身は数値を追っていくタイプの人間なので、大阪の本社事務所人事課に来てからは過去のデータを確認し、どこにお金がかかっていて、どこが無駄なのかなどを徹底的に検証しました。

結果はいかがでしたか?

今までも予算をかければ母集団形成はできていましたが、応募単価が高かったり人材のミスマッチが多く生まれていたことがわかりました。そのため、広告代理店経由の媒体掲載とは違った方法を考えていた際に出会ったのが「クラウドハウス採用」です。

「クラウドハウス採用」のどんな点が良くて導入を決めたのでしょうか?

導入担当は私ではないのですが、「クラウドハウス採用」の求人画面や管理画面がとても見やすく、自分たちで更新して情報発信できるので使い勝手も良さそうだと思ったのです。また、効果の出る広告を一緒に作り上げていくという印象を受けたのと、実際に運用してみて現時点で正直ほとんど不満がないので採用戦略を実施していく上でのパートナーだと思っています。

井上様は「クラウドハウス採用」を使ってみて、具体的にはどんなところが良いと感じていますか?

信頼して丸投げできるところが一番ですね。というのも、どのHR系サービスも求人原稿を作ってくれたり、広告を掲載するプランなどは提案してくれるのですが、実際に私がすごい抽象的な要望を出した際にその意図を汲み取って、企画を作り上げて提案してくれる企業はほとんどありません。しかし、「クラウドハウス採用」はカスタマーサクセス担当がついてくれているので、私たちの課題や要望を理解した上で最適な提案をしてくれる。それこそ私が求めていることであり、安心して丸投げして任せられています。

また、それができるのも毎月の定例ミーティングで応募数などの数字を振り返り、来月の戦略を立てたり、こちらから新しい企画などを発案して具体的な提案をいただいたりと、しっかりとしたコミュニケーションができているのも、また良いと感じているところです。

面接率が向上し、月間離職率も0に。採用の費用対効果は確実にアップ!

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「クラウドハウス採用」を導入してからの実際の成果についてはいかがでしょうか?

まず応募数は全く減っていません。むしろコロナ禍で他社さんが採用に苦労している中で、確実に良い人材が応募してきてくれている印象を受けています。

中でも、ここ最近で一番目に見えて改善できたのは、面接に繋がる率ですね。「クラウドハウス採用」以外の手法では応募があっても連絡がつながらないとか、面接当日に来ないなどが結構ありました。「クラウドハウス採用」は、応募者が連絡先をしっかりフォームに記載していただけることや、弊社の管理システムの中で応募者とメッセージのやりとりが可能だということも面接率が上がった要因でしょうか。面接日程の調整もスムーズにできているので、採用率の向上にもつながっています。

そして、入社後1ヶ月以内に辞める人も0になりました。この業界は、辞めてもすぐに同業他社に決まるため気に入らない場所だと離職率は高いのですが、現在は入社前に「クラウドハウス採用」でしっかりした情報発信ができて、事前研修も時間をかけてできていることが確実に成果として表れています。

以前課題だった費用対効果の面に関してはいかがでしょうか?

費用対効果はすごくいいですね。今まで年間数千万の採用予算をかけて常に求人広告を代理店経由で出稿していましたが、私が人事課に来てからは、月間の予算をかなり絞っています。それでも応募の数や採用できる人の質は上がっているので、今後も「クラウドハウス採用」を月間固定費用でお願いしながら成果を出していきたいと思っています。

採用戦略全体をスピード感を持ってサポートしてくれるパートナーとして

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「クラウドハウス採用」で使いにくい点や改善点などあれば教えてください

課題は特に感じていません。こういったサービスを使う際は重箱の隅をつつくくらい問題を探すのですが、正直このレベルになると使えるのは当たり前で、あとは最大限使いこなせるようにサポートがあるとか、何か要望があれば改善してくれるといったソフトの面が大事になってきます。その点、「クラウドハウス採用」は先ほど挙げた通りカスタマーサクセス担当がいて安心して使えますし、自社でエンジニアを抱えている会社なので機能面でも最適なアップデートをしていただけるのでとても助かっています。

最後にこれからの御社の目標を教えてください

この会社をさらに大きくしていくことを考えていています。具体的には、施設数で50棟、社員数で2000人くらいの規模感を目指しています。現在は16施設、500人を越えたところで(取材時2021年12月)、これからもピースフリーマインドを持った人材を育てながらその目標を実現したいと思います。

また、その上で大事なのが働く環境の整備です。介護業界はどうしても低賃金で結婚や家庭を持つイメージがわかない人が多いという現状があり、特にこの業界に男性介護士がこれまで少なかったのも、その影響もあるでしょう。

まずは弊社から給与や待遇を良くし、いい仕事をしていけば夢を叶えられる会社にしていきたい。そのためには、私たちも企業としてのフレッシュさと行動力を武器にさらに成長する必要があり、採用も強化していきたいと思っています。「クラウドハウス採用」は、社内に広報もエンジニアもいない弊社にとって純粋に助かっていますし、そんな私たちの採用戦略全体をスピード感を持ってサポートしてくれるパートナーとして頼りにしています。

こちらこそ御社のさらなる成長を共に歩んでいきたいと思っています。本日はありがとうございました!